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繊維製品の取扱い表示 JISL0001
お天気が悪いと洗濯物が溜まってスッキリしないことがあります。最近のご家庭には室内干しスペースや、乾燥機を設置することで、お天道様の力を借りなくても長雨の日々を乗り切ることができるようになってきました。
洗濯方法の幅が広がってきたがゆえ、より洗濯に関する知識なども必要。ドラム式などはボタンひとつで洗濯から乾燥まで自動でおこなってくれますが、選別に気を使うことも。タグに表示してある繊維の組成・家庭洗濯取扱方法(取扱表示)をチェックしなければなりません。
① 洗い方
② 漂白方法
③ 乾燥方法
④ アイロン仕上げ
⑤ 商業クリーニングの方法
自前の白Tシャツ(5枚)でタグをチェックしてみると「タンブル乾燥処理はできない」「タンブル乾燥ができる」それぞれありました。繊維にもよりますが乾燥機を使う場合は洗濯前に確認しておく必要があります。 赤丸〇は③の乾燥方法の比較
↑左のタグは蛍光剤入り洗剤は使用しないで下さい。と付記用語(注意書き)があります。蛍光剤は新品の白い服に使われていて、洗濯することでだんだん落ちてくすんできます。見た目の白さを保つ効果があるため洗剤に混ざっているものがあります。真っ白いYシャツなどの洗濯にはおすすめですが、きなりや淡色の衣料は変色することがあるので無配合のものがいいでしょう。
そして右側のタグには柔軟剤の使用はお避けください。と付記用語があります。白Tシャツだけでも個々の繊維の種類や微妙な色違いで洗剤をいちいち使い分けしなくてはならないって至難の業。されども洗濯上級者になれるようタグチェックを怠らずしっかり把握はしておきたいものです。
過去記事:しみ抜き洗剤♯ZERO