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芸術の秋/美術館
10月がもう終わろうとしています。秋は気候も心も穏やかで(会社はバタバタしていますが)ついつい美術展へ足を運んでしまいます。素敵なアートと美術館という空間を愉しんで来ました。
〈 佐川美術館 〉
「アートたけし展」
定期的に訪れている滋賀県にある佐川美術館で、ビートたけしさんが描いたアート作品100点の展覧会が開催していました。多忙そうなのに、いつ描かかれていたのだろうかと驚くほどの制作数。絵ごころもあるんですね!いきいきとした作品楽しめました。
〈 京都国立近代美術館 〉
「藤田嗣治展」
没後50年人生の半分をフランスで過ごした画家フジタの史上最大規模の大回顧展。先に東京都美術館で開催され、待ってましたの京都での開始。前売券を手に即行ってきました。
フジタの代名詞である乳白色の裸婦も代表作が一堂にそろう。自画像もいっぱい描かれており作品や解説を通して藤田嗣治の人生を知ることが出来ます。素晴らしい展覧会でした。
〈 MIHO MUSEUM 〉
「百(もも)の手すさび」
-近代の茶杓と数寄者往来-
抹茶を茶碗にすくいいれる茶杓の展示会が甲賀市信楽の山中にあるミホミュージアムで秋季特別展として開催されています。あまり馴染みのない茶杓。ですが並べられたものを見ていくうち作者や持主の個性がにじみ出ていることに気づき深い芸術だと感じました。なによりミホミュージアムの在り方が素敵。並木道を通り、トンネルを抜け、吊り橋を渡って美術館へたどり着く。
幾何学模様のガラス屋根や所蔵する古代美術品にもみとれてしまいます。
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.〈 堺市立文化館 〉
「アルフォンス・ミュシャ」
-物語を彩るミュシャと挿絵の世界-
チェコ生まれのミュシャはアールヌーボーの代表的な芸術家。ミュシャといえばポスター。お洒落なイラストで好きな女性は多いですよね。大阪の堺市にはミュシャの美術館があり500展ほど所蔵されているとかで驚きです。年3回の企画展でテーマに沿って紹介されていて、次回の「サラ・ベルナールの世界展」も立ち寄りたいです。