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今日は「友引」
当社、寝具配送にお葬儀屋さん関係のルートもあります。葬儀場に遠方から参列される方の布団をご準備させていただきます。そのような中でカレンダーに「友引」と記載してある日のお葬式は少ない?!との固定観念が心のどこか片隅に凝り固まっています。
「そもそも友引って何?」
仏滅とか友引とか、仏事と関連ありそうに見うけられますが仏教との関連はなく、いつの時代か中国で誕生した六曜(暦注=その日の運勢)のひとつで、凶禍が友人に及ぶとし、この日に葬儀を避けるということも。実際は地域によって友引に火葬場が休みの場合が多く、火葬ができないこともあるようです。
カレンダーを見ていくと「先勝」→「友引」→「先負」→「仏滅」→「大安」→「赤口」の順番に並んでいるようで、時々不規則な順になっていることがあります。これは旧暦の1日にあてはまる六曜が決まっていて、1月の1日は先勝、2月の1日は友引など、あとは順に続きます。月末で一旦リセットされ、また1日から決まった順番通りに並ぶわけです。
旧暦だったら、結婚入籍を大安にした場合は、生涯結婚記念日は大安。生まれた日が仏滅なら毎年、誕生日は仏滅となる仕組み。旧暦でというのがわかりにくくなってるのかな。
縁起物としてある六曜ですが、何かに基づいた根拠があるわけでもないみたい。近年では気にしていない若者や、掲載しないカレンダーも。
時の流れとともに昔ながらの風習も薄れ、意識は変化していく。★新たな時代へ対応できる柔軟な思考をもたなければ、これからのデジタル時代とかやらにも適応できません。過去の習慣を捨てて効率だけを求めすぎることもどうかと思いつつ、残してほしい伝統も。変化は避けられません。先人の教えを知ったうえでイノベーションしていく。めざせ温故知新♩
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