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• 2020年10月12日 バンクシー展「天才か反逆者か」

   

  バンクシー展が大阪南港ATCで始まりました。落書きアートで有名な、イギリスを拠点に活躍するグラフィティアーティスト。正体を隠した謎だらけのバンクシー。描かれる作品には、社会へのメッセージや風刺的なものが多い。

  

   

  ニュースなどで拝見し、少しばかりの絵は見たことはあるけど実はあんまり知らない…。70点以上もの作品をまとめて展示ということで、どんな絵でメッセージを発してきたのか知りたくなって、足を運んでみることに。

  (人数制限があるのでチケットはWeb予約で)

   

  

   「ラブ・イズ・イン・ジ・エア」

  こちらの絵はパレスチナ・ベツレヘム地区の壁に描かれた、火炎瓶ではなく花束を投げる有名な絵。現地にいって本物? を実際に拝見できたならいいですが、中東まで行くのもなかなか難しい。絵だけを拾いあげても描かれた場所や背景を知らないと、受け止める側も理解に乏しく。

   

   

  

  たくさん集められたバンクシー作品、インスピレーションで感じとるにも、もう少し深い見識を持っていたほうがよかったとも後悔しましたが、ポップな展示で楽しみました。

   

  

   

  人は様々な方法で表現する自由がありますが、公共のモノや他人のモノに無断で絵をかいたりという行為は果たしていいものなんだろうか？と、複雑な先入観でしたが、ここまで影響力のある人物となってしまわれた今、ぜひ落書きしていただきたい。いやどうなんだろう。

   

   

  過去記事：各地の美術館めぐり