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各地の美術館めぐり
蒸し暑い日が、ぶり返したりと全国各地で気候が不安定ですね。そんななかですが関西以外で催されている展覧会に、ちょっと足を運んでみました。
< 愛知県豊田市 >
豊田市美術館
19世紀~20世紀にかけてウィーンで活躍した画家グスタフ・クリムト。今年は2つのクリムト展が開催されています。東京では同時期に開催されていて、両方とも鑑賞することができたようです。私は「クリムト展 ウィーンと日本1900」のほうへ行ってきました。
クリムトの最高傑作といえば『接吻』有名ですよね。 今回の展示にはもちろんありませんでしたが、思ってた以上の絵画があり、独特のモダンさがお洒落なクリムト作品を堪能してきました。金箔~♪
一部中止になっている「あいちトリエンナーレ2019」豊田市美術館でも開催していましたが、こちらは残念ながら見れてないです。
もうひとつの「ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道」が大阪中之島の国立国際美術館で8/27~12/8まで開催されているので、そちらも行こうかな。
< 東京 六本木ヒルズ森タワー53階 >
森美術館
「塩田千春展 魂がふるえる」は、ベルリンを拠点にグローバルな活躍をする大阪府出身の塩田千春さんの展覧会。
なんとも情熱的な現代アート。真っ赤な糸で覆われた空間はまるで蜘蛛の糸。インパクトがすごすぎて、表現のある展示に目を見張ります。写真撮影OK!なので、若い人たちの来場者でいっぱい。SNS映えまちがいなしですね。笑。こちらは10/27までの開催です。
15周年を迎えた六本木ヒルズにある森美術館は、4年前に「村上隆 展」に来て以来。過去に開催されたポスターたちもずらりと展示。これからも日本の現代アートを発信し続けてください。
< 青森市 >
青森県立美術館
ここも訪れてみたかった美術館のひとつ。なぜならば、奈良美智作のあおもり犬がいるから。
青森県弘前市出身で世界で活躍する美術家の奈良さんの作品を170点も収蔵。さらに青森市出身で版画家の棟方志功の作品も展示。
そのうえにシャガールの舞台背景画の4作品(横21m・高さ19m)が大きな吹き抜けのホールに展示されていたりと、常設展が豪華絢爛。
私が訪れた日は「子どものための建築と空間展」の最終日。こちらは参加型の作品展。大正時代のレトロな玩具から新しい時代のユニークなオモチャに懐かしい絵本などが置いてあり、幼いお子さんに交じり遊んでいると随分と時間が経ってしまいました。広大な敷地で、出たり入ったりあっちこっちと巡りめぐり。東北に来たら涼しいのかと思いきや、9月でも34℃なんて。夏は全国変わらない暑さなんですね。
同じく青森の十和田市現代美術館も訪れたのですが休館日で残念。誰もいない美術館まわりで記念撮影だけしてきました。
過去記事:切り絵アート