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睡眠と脳の科学より
昨日は大阪公立高校の入試日だったようで、朝、試験会場の高校へ向かう受験生をたくさん見かけました。私まで緊張しちゃいましたね。
入試に向けての準備。知識をつめ込むことはさておき、記憶力と深い関係のある睡眠について、やっぱりそれが一番!って共感した「睡眠と脳の科学」著:古賀良彦 から抜粋させてもらうと、
高校や大学受験に挑む場合、極論すれば、試験の1週間前まではどのような勉強法でもかまいません。学校から帰ったらすぐ夕飯を食べ、22~23時頃まで眠り、0時に起きてそこから朝まで勉強するという人もいるようです。睡眠学上はすすめられない勉強法ですが、それでもそのスタイルが定着しているならそのままの生活でかまいません。ただし、受験の1週間前から、普通の生活リズムに戻すこと。これが、受験をクリアするポイントです。
つまり、夜はたっぷり眠り、昼間は起きているという形に戻していかないと、受験当日、最高のパフォーマンスを発揮できない可能性が高まります。大学や高校の入試は必ず昼間に実施されます。その時夜型の生活リズムが体に浸透していると、ケアレスミスなどで思わぬ結果になることも。
結局、いくら受験に合格しても、長い目でみると、まちがった生活リズムが人生を狂わせてしまうのです。大学や高校に入学後、充実した学生生活を送るためにも、受験日の最低1週間から正しいリズムを作ることが大切なのです。
睡眠うんぬんというより、生活リズムを崩さないってことが大切ですよね。朝日を浴びて、食事を決まった時間に三度摂り、布団に入って就寝する。規則正しい生活リズムを維持することがなによりみたいです。社会人になっても普通に規則正しいリズムってなかなか難しいんですけどね。
受験シーズンも終盤。もう春がやって来ます。
過去記事 : 基礎講座-睡眠改善学より