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リテラシー
リテラシーという言葉ご存知でしょうか?もともとは「読み書き能力」のことですが、最近では特定の分野の情報を正しく理解し自身で判断する能力のことを指しています。
ニュースや新聞、ネットへの知見のことをメディアリテラシー、コンピューターやネットを使いこなし活用できる能力のことをITリテラシーなどという言い方をしていますね。
となると睡眠についての応用能力は、スリープリテラシーです。今回は著者:神山 潤「ねむり学入門」よりリテラシーという章をチョイスさせてもらいます。
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< 何時間眠ればいいのか? >
“多くの方は7~8時間寝よう、とお思いになるのではないでしょうか?(省略) 何時間眠れば大丈夫という、誰にでもあてはまるような基準はない、ということには注意が必要です。一人ひとり、健康を維持できる睡眠時間は異なると考えたほうがいいのではないでしょうか。
3時間でも健康を維持して長寿な方も、7~8時間でも短命な方も、10時間眠ることで健康維持できている方もいるわけで、体調を見極めながら判断すべきことがらであり、マスコミや本から学ぶべきことではないのです。“
★情報をすぐに鵜吞みにしすぎないということでしょうか?
“どれくらいの眠りが最も適しているか知る目安として、ヒトという動物は本来昼行性で、午前10時〜12時には覚醒度がもっとも高くあってしかるべき動物であるということです。午前中に眠くならずにしっかりと活動ができていれば、基本的な眠りの量、質、生活リズムに大きな問題はないと考えていい。午後2時前後に眠くなった場合は、短時間の居眠りをすることが肝心かと思います。
大切なことは、何も考えずにマスコミや彼や彼女がこうだからこう、というのではなく自身の身体の声を聴き、自分の頭で考え、結論することなのです。“
★睡眠の本を見開いても、先生や著者によっては真逆のことを言っていたり、睡眠時間は色々なご意見が存在します。自分にとって何が大切かを感じとり見極めリテラシーが必須な時代ですよね。
過去記事:応用講座-睡眠改善学より