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しみ取りの洗剤
真っ白のカバーやシーツは清潔感があり気持ちいい反面、汚れやシミが目立ちやすいです。
毎日使う家庭でのカバーなんかは、柄入りや汚れの目立ちにくいベージュやモカっぽいもののほうがおすすめ。濃い過ぎる色のカバーは逆に汚れが目立ってしまうことも。
シーツやカバー、布団の汚れの多くが汗じみや血液汚れ。洗濯では落としきれない汚れがあった場合は、しみ抜きにかかります。当社の白いリネンはほとんどが綿なので次亜塩素酸Naを主成分とした塩素系の漂白剤を使ったりもします。いわゆるハイターがそう。漂白剤を使うのは全体的な黄ばみの場合が多いです。
血液がついてる場合はイソプロピルアルコールで汚れを落とします。いわゆるタンパク系しみ抜き剤。脂を取り去る作用もあり、食べこぼしや嘔吐物、排泄物、ドレッシングやソース等の汚れにも使います。
より頑固なしみには過酸化水素を上乗せします。審美歯科で使われる歯のホワイトニングも過酸化水素らしい。希釈して3%に薄めたものでオキシドールがあります。
当社で扱っているのは過酸化水素35%。劇物となるので取り扱いには要注意。指についたら皮膚が白く変化してしばらくの間ヒリヒリ痛いです。少しでも液がついてしまうと…
扱いにくい過酸化水素より粉末で安定した過炭酸ナトリウムを使うほうが安心。いわゆる粉タイプの漂白剤。同じ酸素系の漂白剤でよく似ているのが最近コストコなどで売っているオキシクリーン。
漂白・しみ抜きといっても汚れの種類によって使い分け。シーツやカバーの交換ごとの洗濯ですが、清潔なリネンを提供できるように管理がんばります。